
当日は、お姉さんがぎっくり腰でおいでに。
「起床時(洗顔時)のぎっくり腰から3日目だけど、腰が痛くて歩けない…」という。
歩行も困難なぎっくり腰のため、妹さんが付き添って来院されました。
付き添いの妹さんは、疲労時の腰痛、肩こり、頭痛などで1年に2~3回程の頻度でご利用に。
お姉さんのぎっくり腰は、腰部の関節のズレが原因でしたので、調整後はすぐに改善し、二人で笑顔に…。
【お姉さんの施術ポイント (ぎっくり腰)】
ぎっくり腰は関節障害、または、筋膜炎及び挫傷(筋肉のケガ)が原因です。
受傷直後の急性期(炎症期)は安静が基本です。
ケガが治っても、関節障害が残れば痛みが長引き、また、容易に再発もします。
この方の場合、ぎっくり腰の原因は膝及び腰部の関節の歪みでしたので、これらを改善して、受傷部への負担を取り除きます。
あとは、3~4日で傷口(腰部の深部筋の挫傷)も改善されるでしょうから安静にさえしていれば通院は不要です。
【妹さんの施術ポイント (長時間立っていると腰が痛み出す)】
妹さんの腰痛の原因は、足首から膝関節、股関節へと連動した下肢の関節障害(アライメント障害)です。下肢の歪みや捻れが腰部に悪影響を与えます。
また、妹さんの場合、骨盤を閉じるという調整を行う必要がありました。骨盤を閉じる施術では、必然的にヒップサイズも縮小しますので、特に女性の方には喜ばれます。
また、骨盤が定位置に戻ると内臓も持ち上がり、全身の代謝機能も向上します。
ぎっくり腰について
例年、秋、冬と気温が低下する季節はぎっくり腰が好発します。
冷えにより筋肉の運動機能が低下(体が硬くなる)することで、春、夏は何でもなかった動きで筋肉が損傷しやすくなります。
寒い季節は、普段から腰痛が気になる方は、疲れを残さず、朝晩のストレッチを欠かさず、また、就寝時にも体を冷やさないように心掛けてください。
ぎっくり腰は、わかりやすく云えば腰部の捻挫です。突然に重量物を持った場合に、その過剰な負荷で筋肉や靭帯が損傷します。
また、体に歪みや捻れがあり、普段から腰部に負担が掛かっている場合には、重量物を持ったりしなくても、例えば洗顔時の前屈み、急に椅子から立ち上がった際などのちょっとした動作(負荷)で筋肉や靭帯が損傷します。
足首の捻挫を経験された方は多いと思いますが、それが腰の深部で起こったとお考えください。
受傷直後の急性期(炎症期)は安静が基本です。
緩和及び改善に要する日数は、軽度のぎっくり腰の場合で、若い方や体力がある方で2日(48時間)~3日(72時間)、20-30代の方で3日~5日、中高年の方では1週間程度が基準になります。
この基準日数は、基礎体力、過去の外傷程度、また、受傷後の安静程度により個人差が大きくなります。住環境(階段の有無、寝具の硬さなど)、肥満度なども大きく影響します。
多少の痛みが残っても動ける範囲内で日常生活を過ごすことが早期回復につながりますが、起床時の体が冷えている時の洗顔(前屈位)、また、椅子から立ち上がる際の急な動き、重い荷物を持ち上げるなどの腰への負担は避ける必要があります。
お写真及び症状等への解説等は、全て患者様ご本人の許可を得て掲載させて頂いております。
相模原整体・カイロ・マッサージ
相模原ファミリー整体院
相模原駅南口すぐ
℡042-754-4852
相模原市中央区相模原2丁目1-7 樋口ビル4F
10:30~20:30/火曜定休
→料金表
→整体
→マッサージ
→カイロプラクティック
→施術レポート(女性)
→施術レポート(男性)
→施術の流れ
→スタッフより
→当整体院への道順(地図)
<土日も夜8:30まで>