ぎっくり腰は、関節障害、または、筋膜炎及び挫傷(筋肉のケガ)が原因です。
受傷直後の炎症期は安静が基本です。
ぎっくり腰の原因の多くは筋肉の損傷(ケガ)ですので、炎症期に、指圧、マッサージ、または、電気治療などを行えば、傷口が開き、逆効果となりかえって悪化します。
筋膜炎及び挫傷が治っても、関節障害が残れば腰痛が長引き、また、容易に再発もします。
この方の場合は、ぎっくり腰の原因がケガであるにもかかわらず、2件の整体院とも腰部のマッサージを繰り返し受けたために腰痛が悪化したようです。
ぎっくり腰の原因となっている腰部及び骨盤部の歪みを治すと腰痛はほぼ改善されました。
あとは安静にしてもらえれば通院しなくても3~4日で治ります。
ぎっくり腰について
例年、秋、冬と気温が低下する季節はぎっくり腰が好発します。
冷えにより筋肉の運動機能が低下(体が硬くなる)することで、春、夏は何でもなかった動きで筋肉が損傷しやすくなります。
寒い季節は、普段から腰痛が気になる方は、疲れを残さず、朝晩のストレッチを欠かさず、また、就寝時にも体を冷やさないように心掛けてください。
ぎっくり腰は、わかりやすく云えば腰部の捻挫です。突然に重量物を持った場合に、その過剰な負荷で筋肉や靭帯が損傷します。
また、体に歪みや捻れがあり、普段から腰部に負担が掛かっている場合には、重量物を持ったりしなくても、例えば洗顔時の前屈み、急に椅子から立ち上がった際などのちょっとした動作(負荷)で筋肉や靭帯が損傷します。
足首の捻挫を経験された方は多いと思いますが、それが腰の深部で起こったとお考えください。
受傷直後の急性期(炎症期)は安静が基本です。
緩和及び改善に要する日数は、軽度のぎっくり腰の場合で、若い方や体力がある方で2日(48時間)~3日(72時間)、20-30代の方で3日~5日、中高年の方では1週間程度が基準になります。
この基準日数は、基礎体力、過去の外傷程度、また、受傷後の安静程度により個人差が大きくなります。住環境(階段の有無、寝具の硬さなど)、肥満度なども大きく影響します。
多少の痛みが残っても動ける範囲内で日常生活を過ごすことが早期回復につながりますが、起床時の体が冷えている時の洗顔(前屈位)、また、椅子から立ち上がる際の急な動き、重い荷物を持ち上げるなどの腰への負担は避ける必要があります。
お写真及び症状等への解説等は、全て患者様ご本人の許可を得て掲載させて頂いております。
相模原整体・カイロ・マッサージ
相模原ファミリー整体院
相模原駅南口すぐ
℡042-754-4852
相模原市中央区相模原2丁目1-7 樋口ビル4F
10:30~20:30/火曜定休
→トップページへ
→料金表
→整体
→マッサージ
→カイロプラクティック
→施術レポート(女性)
→施術レポート(男性)
→施術の流れ
→スタッフより
→当整体院への道順(地図)
<土日も夜8:30まで>