起床直後のちょっとした動作でぎっくり腰に―。
近所の整体院を受診したところ「ぎっくり腰ですね…」と、ストレッチに加え、腰部や腹部を中心に指圧マッサージなどを受けたところ、腰痛が悪化して会社をしばらく欠勤。
心配した友人に付き添われておいでに。
ぎっくり腰の原因は、①腰部の捻挫(筋肉、靭帯等の挫傷) ②骨盤部及び腰部の関節歪み(関節の転位・ズレ)の2つに大別されます。
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①のぎっくり腰では受傷直後の施術を避けて、2~3日間程度の安静後(できればアイシングをしてください)、捻挫に伴う炎症が落ち着いてからぎっくり腰の原因を改善させます。
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捻挫(挫傷)ですので、受傷直後に無理に動いたり、または、誤ってストレッチなど施術を施すとぎっくり腰が悪化し、腰背部痛が1週間、より悪化すると、2週間以上と長引く場合がありますのでご注意ください。
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②の体の歪みに伴うぎっくり腰は概ね初回で容易に改善できます。
この方のぎっくり腰の原因は、腰部及び骨盤部の歪みを放置したために起こった腰部の捻挫が原因でしたので、股関節を含めて腰部及び骨盤部を調整して腰部への負担を取り除くと痛みは大幅に緩和されました。
ぎっくり腰に懲りたのか、その後は半年に一回ほど「様子をみてほしい…」とおいでになられます。
お写真及び症状等への解説等は、全て患者様ご本人の許可を得て掲載させて頂いております。